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ケアカウンセリングマインド10の技法と事例


カウンセリングマインドとは、会話を通して関わるときに持つべき心構え、あるいは態度や考え方になり、日本人が創り出した和製英語になります。これは対象者の変容を求めることではなく、対象者の抱える課題に自分が変容させることになります。支援や関わりは、正誤が問われるものではなく、実践的な「感情労働」と言えます。生活支援は、煩雑な業務実践のなかで実践する「感情労働」であり、ケアカウンセリングマインドを用いることでバーンアウトを防ぐことができます。

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たとえば、自分の素晴らしいところを複数(20個ほど)見つけるなど、感情を豊かにする訓練が必要になります。仮に、見つけられないとすれば、他者の素晴らしさは到底見つけられない感情であると捉えられることから、日頃から自分の感情を鍛錬することが重要になります。
その手法として、➀センタリング、➁威嚇的でない言葉を使う、➂言い換え、➃対立の技法、➄逆の画像化、➅暗示、➆視線を合わせる、➇曖昧な言葉を使う、➈低い、情のこもった語調で話す、➉動きや感情を視察し合わせる、⑪人間的欲求に結び付ける、⑫高齢者が好きな感覚を用いる、⑬タッチング、⑭音楽を使うことが挙げられます。また、⑴一人ひとりを大切にする心、⑵人の痛みを感じる心、⑶待つ心、⑷可能性を拓く心、⑸柔らかい心、⑹向き合う心、⑺葛藤を生きる心、⑻クライエントから学ぶ心、⑼生涯学び続ける心、⑽共に生きる心を育てることが必要になり、対象者が自分で変わるのを待とうとすることが大切になります。たとえば、「話を聞く」ことは、「理解しようとすること」であり、「話を聞く」とは、「簡単に判断しない」こととも言えます。つまりカウンセリングマインドを持ったこれらの対応が求められており、それには自己変容が必須であり、対象者は支援の鏡であることを学びました。
田中安平 教授 お忙しいなか本当にありがとうございました。

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