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家庭的介護と専門的介護の違いについて学びました。

介護福祉士に求められる専門性を定義で捉えると、「家庭的介護」と「専門的介護」に区分できます。「専門的介護」には、ケアカウンセリングスキルが必須になります。ここでの関わりは、説得レベルでなく納得レベルまで深さを極めるべきです。人は、本質的に事実や根拠を見ずに判断しがちで、振り返ってみれば、思い込みに陥っていたなどがよく見られます。場合によっては、この事すらわからずにケアを行っています。
「専門的介護」では、先入観を持たないケアが前提になりケアカウンセリングスキルが問われます。ケアカウンセリングスキルとは、老年期特有の心理や身体的な傾向を熟知したうえで、ストレスを抱える高齢者やそのご家族に関わるスキルで、教授の提唱する真のケアでは、技術もさることながら、対象者に適する本質的な関わりをゼロベースで見切る力が問われていました。判断基準は、ケアの中に「笑い」や「笑顔」がどの程度あるかでした。前回と合わせて、メンタル支援の評価を「笑い」や「笑顔」として判断できることを学びました。

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