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第12回 新入社員セミナー(2020年7月14日)


前回の講義に続けて、介護の専門性について学びました。
その中で今回は、サービス提供という視点について深堀しました。

利用者の望むことというと、ただ単に利用者の要求に応えればよいように
思われがちですが、福祉サービスが一般的(企業的)サービスと違うのは、
この専門性、つまり自己理解・他者理解が適切にできるサービス提供者の
資質をもサービス内容に求めるところにあります。
「企業におけるサービス提供課程は、売るというサービスの完全性のために
望ましい物であり、サービスの本質ではありません。一方で、福祉的サービス業
としてのサービスの本質は、提供されるサービスそのものにあります。
つまり、福祉的サービスではサービス提供課程が重要視されます。
結果は過程の効果としてあくまでも二義的に表出するという考え方になります。

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また、バリデーションの原則について、すべての人はそれぞれ個性があり個別な
存在であり、必ず一人一人に個別に対応しなければならない点、人は人間として
貴重な価値のある存在であることを学びました。共感と受容は信頼を築き、
心配を減らし、尊厳を取り戻します。認知症の方々と接する際には、その方の
気持ちに寄り添い、心から理解することでその人に対する介護の心構えを
強くしていくことが大切になります。

最後に、今回のセミナーでは、参加しているスタッフに講師から直接質問が
投げかけられ、その答えについて、講師からアドバイスを頂く場面がありました。
現場でメンターの先輩から教えられていることをさらに根拠に基づいて丁寧に
アドバイスを頂き、スタッフも理解が深まった様子でした。

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田中教授、本日もありがとうございました。