ニコニコタウンきいれ 実践者研修
※新型コロナウィルス感染症拡大防止のため、当面の間延期とします。
対 象 者 : トレーナー職 ・ 福祉職
参加費用 : 税込11,000円 (全8回)
開 催 日 : 開催日は受講される科目で異なります。
開催時間 : 17:30~19:00
会 場 : 〒891-0203鹿児島市喜入町6074―1 きいれセントラルクリニック5階
問 合 せ : 事業部 米倉・住吉 (電話) 099-297-6101
そ の 他 : 詳しくは各科目のシラバスをご覧ください。
気軽に私服でおこしください。
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科目名 : デュアルタスク実践者研修 講師 : 藤田 剛
授業の到達目標およびテーマ
認知症予防の取り組みとして脳と運動の関連性の理解と、認知症予防運動として
デュアルタスクを活用する能力を身につける。
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科目名 : パワーリハビリ実務者研修 講師 : 江頭 晃
― パワーリハビリテーションを通した包括ケア ―
授業の到達目標およびテーマ
1.パワーリハビリテーションにおける人体の生理学的な影響(効果・効能)について理解する。
2.パワーリハビリテーションを実施する際に適切な指導法 (トリックモーションの指摘、
禁忌疾患のリスク管理)およびスキルを身につける。
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科目名 : 物理療法実務者研修・ⅠⅤES実務者研修 講師 : 下江 甲作
授業の到達目標およびテーマ
テーマ:物理療法の目的・適応・禁忌・使用法・適応の多い病態の理解
到達目標:対象者への実施や異常時の判断・報告ができるようになる。
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科目名 : 歩行訓練実務者研修 講師 : 宮地 一也
授業の到達目標およびテーマ
テーマ:認知症予防に効果のあるデュアルタスク歩行
到達目標:歩行から考えた認知症予防を説明できる。
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科 目 名 |
担当者名 |
物理療法実務者研修・ⅠⅤES実務者研修 |
下江 甲作 |
リハビリテーション部主任 専門分野 運動器
授業の到達目標およびテーマ
テーマ:物理療法の目的・適応・禁忌・使用法・適応の多い病態の理解
到達目標:対象者への実施や異常時の判断・報告ができるようになる。
授業内容
物理療法は各種の物理的エネルギーを様々な症状に適応し、その改善を目的として行われる治療法の総称である。対象者の疾患や外傷の治療、さらには社会復帰を目指す過程の中で運動療法と物理療法の双方をその症状に合わせて効率よく施行することは非常に重要である。本講義は病態の理解と実施できることを目標とし、症例検討を取り入れながら学ぶ。
授業計画
第01回: 物理療法の総論・物理療法の分類・適応の多い病態の理解
第02回: 温熱療法(ホットパック)定義・分類、生理学的作用
寒冷療法(クリッカー)定義・分類、生理学的作用
第03回: 水治療法(交代浴)定義・分類、生理学的作用
第04回: 電気刺激療法・ⅠⅤES(経皮的・機能的電気刺激)定義・分類、生理学的作用
第05回: 光線療法(マイクロウェーブ)定義・分類、生理学的作用
第06回: 牽引療法(腰部牽引)定義・分類、生理学的作用
第07回: 物理療法・ⅠⅤESにおけるリスク管理
症例別物理療法プログラムの実際・症例検討
第08回: マッサージ療法(マッサージ)定義・分類・生理学的作用・まとめ
テキスト
「標準理学療法学」 監修:奈良 勲 編集:網本 和・菅原憲一
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科 目 名 |
担当者名 |
パワーリハビリ実務者研修 ― パワーリハビリテーションを通した包括ケア ― |
江頭 晃 |
リハビリテーション部主任 専門分野 運動器 介護予防
授業の到達目標およびテーマ
目標 : パワーリハビリテーションに関する基礎的概念、専門的スキルの習得
到達目標
1.パワーリハビリテーションにおける人体の生理学的な影響(効果・効能)について理解する。
2.パワーリハビリテーションを実施する際に適切な指導法
(トリックモーションの指摘、禁忌疾患のリスク管理)およびスキルを身につける。
授業内容
平成30年度の介護保険改正において “介護予防”が福祉の現場において必要不可欠となっている。この背景には、要支援、要介護1など軽度の介護を必要とする人の急増がある。高齢者が介護を必要とする要因には、大きく脳卒中などの疾病によるものと、老化によるものがあるが、介護予防のためには、病気の予防だけでなく老化そのものにも手立てを講じる必要がある。本講では介護予防の手段としてパワーリハビリテーションに焦点を当て、“トレーナー”としての専門スキルを学ぶ。
授業計画
第01回:開講・サルコペニアとは
第02回:自立支援介護
第03回:パワーリハビリテーションの概念、筋の特性
第04回:実施前の注意点、緊急時の対応
第05回:トレーニングの基礎知識、負荷量の選定、1RMとBorg指数
第06回:トレーニングの実際(レッグプレス)(レッグエクステンション)
第07回:トレーニングの実際(ローイング)(ヒップアブダクション)
第08回:トレーニングの実際(ニューステップ)・まとめ
テキスト
テキスト:大渕修一・佐竹恵治(2006)『改訂版介護予防 包括的高齢者運動トレーニング』
参考文献:島田裕之(2014)『サルコペニアと運動 エビデンスと実践』
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科 目 名 |
担当者名 |
デュアルタスク実践者研修 |
藤田 剛 |
リハビリテーション部主任 専門分野 地域理学療法
授業の到達目標およびテーマ
認知症予防の取り組みとして脳と運動の関連性の理解と、認知
症予防運動としてデュアルタスクを活用する能力を身につける。
コグニサイズとは
国立長寿医療研究センターが開発した運動と認知課題(計算、しりとりなど)を組み合わせた、認知症予防を目的とした取り組みの総称です。課題がうまくできると脳への負担が少なくなることから、適切な負荷を創意工夫することを学びます。
授業内容
高齢化率の上昇にともない増加することが予想される認知症患者は、2025年には700万人
を超えるとされる。このことは、社会保障制度を歪めるだけでなく、制度の維持を困難に
していく。未病を維持し健康寿命を延伸するための改革が求められている。
本講義では、高齢者の認知症の発症に密接に関連する危険因子と保護因子に触れながら、
認知症予防に効果が期待される「デュアルタスク」を活用する能力を身に付ける。
授業計画
第01回:開講・介護予防と認知症予防
第02回:認知症を理解するために、認知症とは
第03回:認知症の発症メカニズムと予防(改善)メカニズム
第04回:MCIとは、認知症のスクリーニング検査
第05回:コグニサイズとは、デュアルタスク実技
第06回:認知機能を高める効果的な運動プログラム
第07回:認知症予防を目的とした介入研究の先進事例
第08回:コグニライフ、デュアルタスク実技・まとめ
テキスト
島田裕之(2015)『運動による脳の制御・認知症予防のための運動』
島田裕之(2018)『コグニサイズ・コグニライフで認知症は自力で防げる!』
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科 目 名 |
担当者名 |
歩行訓練実務者研修 |
宮地 一也 |
リハビリテーション部主任 専門分野 介護予防
授業の到達目標およびテーマ
テーマ:認知症予防に効果のあるデュアルタスク歩行
到達目標:歩行から考えた認知症予防を説明できる。
授業内容
脳は、機能の低下に伴い血流を低下させます。講義では、脳に良い影響を与えると言われるデュアルタスク歩行を挙げて、その有効性と活用法を学びます。あわせて、認知症予防と運動の関係性を取り入れています。
デュアルタスク歩行とは
運動機能と思考を司り、司令塔とも言われる前頭葉を活性化させる歩行方法がデュアルタスク歩行です。同時に2つの事を行うことで脳の血流量が上がる傾向を活かして認知症予防につなげます。50から3を引いた数字を口に出しながら歩くなど、簡単な数字は避けて暗算しながら歩行することで脳を活性化させます。SPECT検査等で早期の認知症と診断された方は特に有効です。
授業計画
第01回:開講・認知症予防に効果のあるデュアルタスク歩行の概要
第02回:認知症、4つの間違い
第03回:歩けば認知症が遠ざかる理由
第04回:デュアルタスク歩行の有効性
第05回:「ながら歩き」のススメ
第06回:要介護になってからの歩き方
第07回:死ぬまで幸せに暮らすには
第08回:効果的なデュアルタスク歩行・まとめ
テキスト
長尾 和宏『認知症は歩くだけで良くなる』
著者は、徘徊で認知症は良くなり、認知症になるかならないかは歩き方でわかると説く。
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