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第7回 新人セミナー

第7回 新入社員研修カリキュラム(2021年7月13日)

第1部 日本における介護専門職
そもそも介護は「生活を支援する」という極めて人間臭いものであり、ゆえに、人間性・国民性に立脚した内容にならざるを得ず、事実や本質に根ざした論理を展開すべきであると、介護のPurpose(意思・目的)から講話が始まりました。
「そうでなければ介護は人間尊厳の砦にはなりえないとし、人間尊厳を基盤とする介護の哲学や倫理が必要不可欠である。」と述べられました。そのうえで、実践学である介護において、頭で考える前に体で行動できることが必要であり、理論に基づく実践、実践に基づく理論を生み出す重要性について事例を挙げてご説明いただきました。
本質・基本に基づかない応用は、ただの自己流であり、介護は専門性を踏まえて実践してこそ生活の支援につながる仕事だと自覚し研鑽を重ねてくださいと、お話しになりました。

第2部 介護専門職者としての介護福祉士
介護が在宅で行われていた時代から、1987年 国家資格として介護福祉士が誕生。2000年に介護保険制度が始まり、競争原理の中に位置づけられた今日の制度についても学びました。教授が大学で教えている介護福祉士養成課程では、専門職が仕事を通して学ぶための能力の育成と動機付けに注力され、専門職を目指す熱意が大切であると熱を込めて話されました。

スタッフ感想
「私が行っている仕事が、どのようにして時代の流れに合わせて変化してきたのかを知ることができました。資格取得がゴールではなく、そこからまた自己研鑽してよりよい支援をチームで行えるようにしていきたいです。」

介護技術や介護現場で必要な知識だけでなく、社会の動きや専門職を育てる先達・教育者としての取り組みも同時に学んでいくことで、職員が先輩の働きを理解、体感し、より自らが「今、学ぶことの意味」を実感できたのではないでしょうか。

田中教授、今回もご講話いただきありがとうございました。