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第8回 新人セミナー

第8回 新入社員研修カリキュラム(2021年8月10日)

第1部 介護の論点Ⅰ
本日の講義内容は、介護に関するコラムから介護の視点と論点を検討するものでした。「川に落ちている人(福祉・介護を必要としている人)を目前にした際、或は、速やかに解決すべき問題を目前にしたとき、介護福祉士のとるべき行動(ALS患者の吸引問題にも繋がる)」というテーマで行われました。
スタッフから「すぐに飛び込んで、助けるべき。」「私は泳げないから、泳げる人を呼んで助けを求める。」など、すぐに行動すべきとした意見が多く挙げられました。教授は、介護的な視点だけでなく医療・看護の対応も検討すべきと述べられ、状況判断に関する能力向上と、多職種を想定した多様な視点についてご教示いただきました。すぐに行動することは、場合によっては無謀な判断となると話され、スタッフの考察力を深める一歩を示していただきました。あわせて、介護福祉士が行える医療的ケアについてご説明くださいました。

第2部 介護の論点Ⅱ
次のテーマは、「在宅に比べ施設は人権が守られない」とする報道に関する考察でした。「老人ホームに入る=地域からはじきだされる」、「在宅で最期を過ごせることが一番の幸せだ」など、国民の総意のような報道が溢れていますが、多くの人に浸透している事と事実は異なる場合があります。思考停止して鵜呑みにする課題と、ステレオタイプの行動の事例を挙げて生じるリスクをご説明いただきました。俯瞰して深く検討しなければ危険を誘発することをご教示いただきました。自分たちが如何に働き社会に貢献していくのか、主体的に考え働く意義を考える場となりました。

田中教授、本日は本当にありがとうございました。