骨折予防に関する社内勉強会
2022年11月14日 理学療法士による社内研修「寝たきり高齢者の偶発骨折」がおこなわれました。
医療法人参天会 リハビリテーション部 認定理学療法士 江頭晃先生による「寝たきり高齢者の偶発骨折」について社内研修をしました。新人スタッフからベテランスタッフまで、幅広い層の看護師・生活支援員・ケアマネ27名が参加しました。
サービスの質向上が問われるなか、たとえ認知症でリスク管理が困難な対象者であっても転倒による骨折は回避すべきです。骨折につながる要素は、①骨粗鬆症による骨量の減少、日本には約1000万人以上の対象者がいるといわれています。②筋力低下に伴い高まる転倒リスク、③栄養不足による皮下脂肪の菲薄化が挙げられます。糖尿病や腎機能障害があると骨粗鬆症が進行しやすくなるといわれ、専門職としての知識を深め、対処法を身に付けることで骨折を防ぐことができます。
後半は、演習で筋肉の緊張、骨の可動域などについて学びました。体位変換や着脱衣は、身体の構造や骨の動く向き意識することが重要になります。スタッフ同士でペアを組み実体験しました。
ニコニコタウングループでは定期的にスキルアップに向けた勉強会をおこなっています。今後とも、よりよい医療介護支援に向けて精進して参ります。