新人研修4日目
新人研修4日目~本日から現場実習の講義です。
新人研修も後半戦に入りました。
昨日までは基礎的理論を中心に進められましたが、
各施設で臨床を重ねた講師陣が、
実践を踏まえた「模擬実習」をおこないました。
午前は「介護現場の尊厳保持、理論」でした。
ご利用者の介護ニーズにどのように応えるか・・・
自らの専門的知識、倫理及び技術を用いて関わる手法を学びました。
最善の介護福祉サービスを提供するうえで、求められる対応を、事例で検討しました。
新入職員同士で、ご利用者様とどのように関係性を構築するのかを考えました。
講師陣がご利用者役になり、実際に声掛けをおこない、
もたらされる反応を模擬体験しました。
新入職員からは、想定していなかった受け答えに「固まってしまいました。」など、
認知症対象者が受ける刺激と反応の一端を学びました。
午後は「介護現場における危機予知訓練(KYT)」でした。
現場では危険を未然に防ぐことが何よりも大切です。
いかにしてリスクを予測するかが要になります。
1枚の絵を事例として、グループで絵の中に潜む危険をデスカッションしました。
各班でアイデアを擦り合わせ発表してもらいました。
ほかの班に無いアイデアが発表された場合には、どよめきが起きていました。
内集団バイアスを知り、認知にはバイアスがあることを学びました。
個人ワークやグループワークにおいて、
現場で起こった事例は匿名化を図り検討しました。
困難事例においても、積極的な発表が印象的でした。
新人研修も残り少なくなりました。頑張っていきましょう!
※研修は受講者の体調・体温・接触管理・ワクチン接種・手指消毒・室内換気を徹底し行っております。