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新人研修5日目

新人研修5日目~実技研修が始まりました。

本日はロープレを中心とした、実際の支援を経験する研修でした。
講師陣がマイクを持ち、実演に説明を加えておこないました。

午前は「介護技術の基礎的知識と起こり得るリスク」でした。
ご利用者が尊厳を保ち、健康で安全な暮らしをするには、
どのような援助法が考えられるか?
或いは、必要になるかを体験しました。

次に、歩行状態に則したリスク回避を考えました。
自立、杖、車椅子を想定し、歩行移動能力を踏まえた援助法を体験しました。
ご利用者と支援者の目線は違います。
ご利用者が感じる不安を体験しました。
「急ブレーキを体験し、安全をリアルに感じました」など、
事故につながらない支援法を学びました。

現場では、シーツ交換は外注化され、業務としてはありませんが、
緊急性から対応が問われることもあり、ベッドメーキングの基礎を学びました。

新入社員どうしで、教え合い、助け合い、グループでディスカッションしました。
多くの手順に戸惑っていました。

午後は、ごく稀にあり、遭遇すると大きな負担となる、
ご利用者からの「ハラスメント」の研修でした。
実際の事例をもとに、対応法を検討しました。
支援者のジェンダーを変え、個別でなくチームで関わることが重要です。
何より、すぐに相談することを学びました。

手際よく進めることも大事ですが、
ご利用者のちょっとした違いを、いかに察知するかが大切です。
まず、ご利用者の信頼獲得からはじまります。
笑顔を引き出し、「ありがとう」をいただく支援を検討しました。
支援者のメッセージとメタメッセージが矛盾するダブルバインドを意識した、
一貫性のある表情と声掛けを学びました。
明るく前向きに関われば、ご利用者も自然と明るくなります。
「ひと」として基本的なところが問われる認知症ケア・・・
人間力を高めましょう!

新人研修も残すところあと2日です。一緒に頑張っていきましょう。

※研修は受講者の体調・体温・接触管理・ワクチン接種・手指消毒・室内換気を徹底し行っております。