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第2回 リーダー社内研修「コミュニケーション」

2021年12月13日 古城 講師による社内研修

今回のテーマは「自分の立ち位置を再確認するコミュニケーション」でした。現場の指導者として、改めて自身を俯瞰し、様々なツールを使ったコミュニケーションを思索しました。

事例についてグループで議論を深め、ご利用者の「分かってほしい気持ち」を考察します。
最初に、スタッフは、マスクで表情が見えづらく、言葉だけでは安心感が得られないことを体験しました。そのうえで、口調や態度、ジェスチャーを加えてコミュニケーションすることで感情を伝える訓練をしました。
ロールプレイングを終えて、
援助者役「相手が安心できるかを意識するだけで、自分の表情に違いが出ることが分かった。」
利用者役「この人は私の話を聞いてくれる人だ。私はここにいていいんだと感じられた。」など、表情や感情に関するコメントがありました。

さらに支援者は、利用者への声かけについて、表面的でなく、生活歴など、それぞれの個性や背景を踏まえた言葉かけにより、共感的理解へ繋がることを学びました。講師からの問題提起で、改めて学習と言語化、発信の重要性を再認識する研修となりました。

後半は、スタッフ同士のコミュニケーションについて研修しました。
新入社員の悩み、先輩職員に望まれていることは何か、そもそも先輩たちも悩みを抱えすぎていないかなど、古城講師からは、「時には先輩職員も正直な自己開示を行うことで、スタッフの秘めた思いを引き出せることもある。」と話され、正直な自己開示の重要性をご教示いただきました。

最後には、互いにとって、成長の鍵となるコミュニケーションを教えていただきました。ご利用者の支援にあたり、職員同士のコミュニケーションはチーム支援で欠かせない要素となります。今回の研修を通して、利用者様、リーダー、スタッフにとって、望ましい関係を考察する講義となりました。

古城講師、本日もありがとうございました。

※研修は講師、参加者の体調・体温・接触管理・ワクチン接種・手指消毒等、室内換気も徹底して行っています。