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第5回 リーダー社内研修「接遇・ハラスメント」

2022年2月14日 古城 順子 講師による社内研修

古城 順子 講師による第5回リーダー研修が開催されました。
研修は感染症対策の為、オンライン形式で行われました。
各事業所からリーダーと、リーダーを支えるスタッフが同じ研修を受けることで、共通の話題が出来て、現場に働きかけやすいよう取り組んでいます。

今回のテーマは「お互いの幸せに繋がる接遇・ハラスメントの基礎知識」
利用者にとってよりよい生活環境づくり、スタッフにとってよりよい職場環境づくりを考えます。一般的に「当たり前のこと」と捉えがちな、挨拶やふとした会話の表情など、人間関係の基礎となる土台を学び直します。

古城講師は、「自分の素直な気持ちを相手に伝えることが出来るか。上手に表現できないスタッフの心の扉を叩いてあげられるか。」これが重要だと仰います。「元気がないようだけど、どうしたの?」、「私はこう思うけど、○○さんはどう思う?」など、主観的な憶測ではなく、その人にしか分からない理由・気持ちを引き出し、共感できる力。前向きな意欲があると信じる力が求められるとご教示いただきました。

グループワークでは、利用者を心配に思う家族への対応を検討しました。
誠実さをもって、家族の気持ちに共感すること。それから、家族から信頼と安心を得られるよう、利用者の現状とこれからを伝えることを学びました。

研修後半は、介護現場におけるハラスメント対策について考えます。
厚生労働省が定める、基本的な考え方を振り返りながら、なぜハラスメントが起きるかの要因分析と、初期対応の重要性についてご講義いただきました。また、ハラスメントによって傷ついた人をフォローする体制が、事業所全体で取り組むべき課題だとしました。

今回の研修を通して、接遇マナーを実践しながら利用者やスタッフに働きかけることが、それぞれの信頼に繋がり、ハラスメント対策にも繋がると改めて気付けたのではないかと思います。

古城講師、本日はありがとうございました。

参照:厚生労働省HP 介護現場におけるハラスメント対策
(https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_05120.html,2022.2.16).

※研修は受講者の体調・体温・接触管理・ワクチン接種・手指消毒等、室内換気も徹底して行っています。