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第11回 新入社員研修

第1部「他人理解の必要性」について

・「対象者を理解した上で個別のケアを提供する必要がある為」
・「他者理解を行う事でどの様な支援を行えば良いのか分かる為」
・「多様な価値観に対応するために必要である」
・「他者理解をすることでより良いサービスの提供が出来る」などの意見が新入職員からでました。まずは相手の事を知るということが大切と田中講師は言われます。

田中講師は友達はどの様に理解しますか?と分かりやすく説明が有りました。友達については理解する前に波長が合ったり、関係性が増えていくと相手の事が分かってきて相手の理解が深まり友達になります。場合によってはあの人は少し苦手だなと感じる事がありますが、なぜ苦手だと感じると思いますか?明確な他者理解は出来ていませんが、自分の感覚で「あの人は話やすい」「あの人は話しにくい」と思っています。これは自分の価値観で理解している事になります。自分が生きる場合においては、仲のいい人たちと関りを持ちますが、仕事をするうえでは通用はしません。たとえ自分が苦手な人がいたとしても、どうしたらその人と上手く関係性を取れるようになるか、考えながら他者を理解する必要性が出てきますとお話が有りました。人によって苦手だなと感じる事があります。この場合は、どこが苦手なのか?自分のどういうところの価値観が『この人苦手だな』と感じる自己理解も必要となります。このように考える事が本当の他者理解に繋がるとご教授頂きました。

田中 安平   田中 安平

第2部「他者理解の必要性」について

他者理解とは利用者に接する時に「あの人文句ばっかりで嫌だ」と自分の心の芽生えると、なかなか受け入れるのが難しくなってしまいます。しかし、私たち生活支援員はどんな人でも受け入れることが大事になります。私たちのお仕事はどのような相手であっても受け入れ、良い支援を行う事がプロのお仕事であるとお話が有りました。「あの人はどうも苦手だな」「文句ばっかり言って嫌だな」この様な気持ちが心にある場合には、相手にも伝わってしまいます。これが生活支援の難しい所になります。

私たちは相手に寄り添う事が求められる為、他者を理解する必要があります。理解をする為には、自分の価値観から感情が出てしまいますが自分の気持ちをコントロールしながら接することが大切であるとお話が有りました。

自分の価値観は自分の生きる上では大事であり、嫌いな物事から避けてしまいますが、仕事をしている上では、自分の価値観で行ってしまうと相手の価値観を否定してしまうことに繋がります。私たちは相手の価値観に寄り添うのが私たちの仕事である為、相手と接する時には自分の価値観を一旦、白紙にして接することで信頼関係を深める事が出来ますと説明が有りました。

田中 安平   田中 安平

今回のカリキュラムにて、他者理解の必要性について学びを深める事が出来ました。コミュニケーションを行う場合についつい、自分の価値観で物事を考えてしまいがちですが今回のカリキュラムにて、信頼関係を築くためのポイントなど田中講師よりご指導いただき、改めて自分を振り返りながら利用者様の価値観に寄り添い、幸せを感じて頂ける支援サービスを提供できるように頑張りたいと思います。

 

田中講師、本日はありがとうございました。

※研修は受講者の体調・体温・接触管理・ワクチン接種・手指消毒等、室内換気も徹底して行っています。