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第1回 新人研修 ~2024~

第1回 新入社員研修

当グループでは、2024年度のカリキュラムとして、1日2コマ、合計30コマを開催します。このカリキュラムをとおして、「介護福祉援助技術」の存在の必要性と実践の土台となるケアカウンセリングマインドの重要性を理解し、事例を通してケアカウンセリングの実際的活用法と解決手段を一緒に考えていきます。

第1部 他者理解のための自己紹介

まず始めに、他者理解のための自己紹介が行われました。
自分の前に自己紹介した人の名前の最後の文字を使ってスタートする自己紹介でした。
またその自己紹介の中に、自分の好きなことを入れて行い、他のグループメンバーはその聞いた内容から必ず1人1つ以上の質問を投げかけるというルールのもとに行われました。
グループワークを行ったスタッフから、自分のことが相手に伝わるように、声の大きさや内容に気を付けた、どのように伝えたらよいか悩んだという声や、聴いていたスタッフからは、どんなことに興味を持っているのか聞き逃さないように気を付けた、共通の話題がないか興味を持って聞いたといった声が聞かれました。今回のワークを通して相手の話しに耳を傾け、興味を持ち、相手を理解することの大切さを学びました。

また、自己紹介を通して、自分のことを相手に理解してもらうことの難しさや表情、声のトーンによって相手に与える印象が変わることを体験し、相手の記憶に残るように会話することの大切さを学びました。
担当した講師より、友達と話をするときも今日のように緊張したりしますか?との質問がありました。友達との会話では、相手のことをよく知っていて、共通の話題をもっているから話しやすいと話がありました。利用者とのコミュニケーションにおいても、共通の話題を見つけたり、自分のことを知ってもらい、相手のことを知ることでコミュニケーションがとりやすくなるとのことでした。

第2部 性格の理解

自分の性格を考えたとき、介護の現場で活かせることや気を付けなければならないことについて、グループワークしました。相手を理解することと同様に自分自身を理解することの大切さを学びました。気を付けなければならないことでは、言葉遣いや集中力が途切れてしまうといった声が聞かれていました。気を付けなければならないことがわかっていることで、利用者と関わる際に自分自身をコントロールでき気を付けることができる、その部分を今日からでも気にかけることで前に進むことができると話がありました。

まとめ

今回の研修を通して、相手を理解する、信頼してもらうためには、まず自分から心をひらき余裕をもってかかわりを持つこと、自分の性格を理解することの大切さを学ぶことが出来ました。また、考えること、伝えることについて知識を深めることが出来ました。