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第5回 新人研修 ~2024~

姿勢管理

今回は「姿勢管理(褥瘡・ポジショニングについて)」というテーマで、ベッド上での安楽な姿勢、食事などの座位姿勢を実際に体験を通して、褥瘡予防を含めたポジショニングについて学びました。

褥瘡予防

褥瘡の発症機序、好発部位、褥瘡の原因となる外力について学びました。実際に体圧測定器を使用し、どこに身体の圧かかっているのか確認しました。また、褥瘡予防として、局所にかかる圧が長い時間集中しないよう、体位変換・ポジショニングを実施することや、ケアをする際は強く握ることや、ずれ力を起こさないようにすることが大切であることを学びました。褥瘡予防のためには、日常の生活の援助がとても重要であることを学びました。

ポジショニング

ポジショニングの実技では、ベッドでのギャッジアップのずれ力を体験、圧抜き・身体を整えることの重要性を体験しました。前回の研修で学んだ身体の仕組みを確認し、実際にクッションを使用して臥位におけるポジショニングを介護される側、する側をお互いに体験しました。
クッションを身体の隙間に埋めるのではなく、重さを支える場所にクッションを入れることが大切です。ポジショニングを実施する際のあて方や整え方、確認するポイントを学びました。

座位の姿勢

車いすを使用されている方は、車いすのサイズ、クッション、フットサポート、アームサポートなどなどを使用し正しい座位をキープする大切さを学びました。食事の際においては、座った時に臀部・大腿部に体重がかかっていることや足の裏がついて、椅子の高さが適切であるか、また、お食事の中身が見える姿勢になっているかなど確認することを学びました。

まとめ

今回の研修を通して、褥瘡について学び、褥瘡を発症させないために、日ごろのケアを意識することが大切であると感じました。また、ポジショニングを考える際は、関わっている時間だけでなく、その他の時間にも目を向けることの大切さを学び、スタッフ同士の協力し、ご利用者様の生活を支援していくことが大切であると感じました。

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