新着情報

第6回 新人研修 ~2024~

他者理解

「他者理解」は、他者の持っている視点や意見を理解すること。 相手の立場に立って物事を想像し、理解しようとする姿勢が大切であることを学びました。
介護における他者(利用者)理解の必要性は対象者を理解した上で個別のケアを提供し、より良いサービスにつながります。生活支援員は相手に寄り添う事が求められる為、他者を理解することが大切です。自身の価値観が邪魔をして感情的になりがちですが気持ちをコントロールしながら接することが大切です。
自身の価値観は自分の生きる上では大事ですが、仕事をしている上では、自分の価値観で行ってしまうと相手の価値観を否定してしまうことに繋がります。相手と接する時に自身の価値観を一旦、白紙にして接することで信頼関係を深める事が出来ることを学びました。

自己分析を通して他者理解を深める

心理学モデルの一つに「ジョハリの窓」があります。自己分析とグループワークでの他者分析を通して、自分と他者の評価の一致・ズレを知る事が出来ました。「自分も他人も知っている自己」「他人は知っていても自分では気づいていない自己」「自分だけが知っていて、他人にはまだ知られていない自己」「自分も含めて誰からもまだ知られていない自己」にグループワークで自分の価値観をいったん無くして相手の価値観や見方を聴く事で、普段自分が思ってもいない一面に気づく事が出来ました。

傾聴・受容

相手に寄り添い、相手の話の内容だけでなく、話し方や表情、姿勢、しぐさといった言葉以外の部分にも注意を払ったりすることにより、相手を深く理解するための聴く技術である事を学びました。

自身がどのような姿勢で話を聴いてもらえたら嬉しいかグループワークしました。うなずき・相槌などの他、利用者の目線に合わせて話す、手に触れて話を聴いてもらえると嬉しく感じるといった、利用者様の立場に立った意見もありました。

まとめ

私たち生活支援員はどんな人でも受け入れる受容する気持ちが大切です。利用者様の主体性を尊重し、そのニーズ(必需)に応えていくことが良い支援を行うプロの仕事につながります。仕事をしている上では、自分の価値観で支援すると相手の価値観を否定してしまうことに繋がります。私たちは相手の価値観に寄り添う気持ちで支援することが大切であり、そのためにも自己理解を通し、感情をコントロールすることで相手の価値観を受入れ寄り添い、他者理解を深める上で信頼関係を築いていくことが大切である事を学びました。

最新情報は公式Instagramをチェック!