鹿児島国際大学にて講義を行いました
鹿児島国際大学にて喜入会のスタッフの小倉と内田が講義を担当しました。
「ニコニコタウンきいれ」が認知症の周辺症状緩和として取り組んでいる回想法をテーマに鹿児島国際大学社会福祉学科で講義を行いました。
なかでも、日本認知症ケア学会・日本認知症予防学会で評価されている「ミッケルアート回想法」について詳しく触れました。
「ミッケルアート回想法」は、昔懐かしい絵画を見ながらご利用者様との会話を広げるコミュニケーションツールで、認知症高齢者へ見やすく工夫をされた絵画です。
講義では、実際に学生さんに「ミッケルアート回想法」に取り組んでいただき、絵を見て気がついたことや、テーマに沿って自分自身の思い出を語るペアワークをしました。学生さんにとっては、馴染みのうすい、昭和の風景でしたが、思い出の場所や子供の頃の遊び、初恋の話しなど、会話は盛り上がり、あちこちから笑い声も聞こえました。
講義を通して、絵画を活用することで会話が弾むことを実感され、「実際に体験して、とても楽しかったです」「ご利用者様との会話のきっかけになりそうです」「経験の少ない1年目から、取り組みやすいケアだと感じました」と、認知症支援に繋がることを学ばれたようです。とても活気のある講義となりました。